ラボサイトに関するQ&A
エピ・モデル、メラノ・モデル共通Q&A
- 注文はどのようにすればよいですか?
- 気液層界面期間の変更品の供給は可能ですか?
- アッセイ培地の組成は?
- 長期培養は可能ですか?どの程度可能ですか?
- 軟膏やクリーム状の被験物質等、粘性の高いものの適用方法や洗浄方法は?
- 使用している表皮細胞、メラノサイトの由来は?
- MTTフォルマザンの抽出時間はどの程度が適当ですか?
- 保存により、ラボサイト EPI-MODEL( エピ・モデル)、MELANO-MODEL(メラノ・モデル)の状態は変化しますか?
- 無菌操作が必要ですか?
- 全てのウェルを同じ日に使い切らないといけませんか?
- ラボサイトを利用した研究論文の詳細内容は入手可能ですか?
メラノ・モデルに関するQ&A
- メラノ・モデルの用途は?
- 培地の組成は?
- フェノールレッドを含まない専用培地の取扱は?
- 美白剤を添加するタイミングは?
- メラニンやMTT測定時に、表皮組織をピンセットでつまんで取り出すと、メンブランフィルターに組織が残っているように見えます。
- 被験物質を添加したら組織表面が着色するのですがメラニン量測定に影響はありますか?
- 被験物質を反応させたところメラノサイトが小さく丸くなりましたが、これはどういった状態ですか?
- 生細胞数測定とメラニン定量は同一サンプルで行えますか?
エピ・モデル、メラノ・モデル共通Q&A
Q1 注文はどのようにすればよいですか?
あらかじめ出荷日が決まっており、それに対応した受注締切日があります(原則、月曜日出荷で、その4週前の水曜日が受注締切日です)。詳しくは弊社ホームページの出荷予定表をご覧ください。また、受注締切日後のご注文も可能な場合がございます。個別に対応させていただきますので是非ともご相談ください。
Q2 気液層界面期間の変更品の供給は可能ですか?
培養日数に依りますが対応可能な場合がございます。ご相談ください。培養期間を変更した場合、特注品となりますので、標準品と同等の品質規格の保証ができない場合がございます。あらかじめご了承ください。
Q3 アッセイ培地の組成は?
基礎培地としてDMEM・HAM-F12(3:1)培地を用い、5%のウシ胎児血清、微量の生理活性物質を添加しております。詳細な組成につきましては公開しておりませんが、物質名を特定しての添加の有無の問い合わせにはできる限り対応させていただきます。
Q4 長期培養は可能ですか?どの程度可能ですか?
製品開封後、最長28日間の培養実績がございますが、長期間の培養により、表皮構造が変化しますのでご注意ください。
Q5 軟膏やクリーム状の被験物質等、粘性の高いものの適用方法や洗浄方法は?
軟膏やクリームなどの粘性の高い物質や固形物質の場合は、天秤を用いて重量で適用してください。スパテルなどを用いて、表皮組織表面を傷つけないように塗布してください。洗浄は通常リン酸緩衝液(PBS)を培養カップ内部に添加して吸引除去します。表皮組織表面に評価物質が残存する場合、キムワイプ・スパテルなどを用いて、表皮組織表面を傷つけないように取り除き、再度洗浄をおこなってください。
Q6 使用している表皮細胞、メラノサイトの由来は?
米国でヒト細胞製品として培養加工されたものを使用しております。HIV、HBV、HCV、マイコプラズマ陰性であることを確認した単一ドナーからの細胞です。また、J-TECでは再生医療の適切な発展のため、ヒト組織の取り扱いには自社の倫理基本方針を通じて十分な配慮を行っております。
Q7 MTTフォルマザンの抽出時間はどの程度が適当ですか?
2時間で十分抽出可能です。
Q8 保存により、ラボサイト EPI-MODEL(エピ・モデル)、MELANO-MODEL(メラノ・モデル)の状態は変化しますか?
保存期限内でも、生細胞数が暫減する傾向があります。また、サイトカインの産生等も保存期間の長さにより変動する場合があります。同じ検討をされる場合には、保存期間を一定にすることをお勧めします。
Q9 無菌操作が必要ですか?
操作はクリーンベンチ(または安全キャビネット)内で無菌的におこなうことをお勧めいたします。ただし、1~2日程度の実験に用いる場合は通常の実験環境における操作で特に問題はありません。
Q10 全てのウェルを同じ日に使い切らないといけませんか?
開封後は、できる限り全ての培養カップを使い切ってください。どうしても一度に全部使用しない場合は、残りの培養カップ(寒天培地中に固定された状態)が入ったプレートを常温温度帯(15~25℃)にセットしたCO2インキュベーター(5~10%CO2)に入れられるか、もしくはCO2発生剤とともに密封できる容器に入れて常温温度帯(15~25℃)で保存してください。付属のアッセイ培地中での保存やCO2インキュベーター(37℃、5~10%CO2)内での保存は細胞の代謝を促進するため避けてください。
Q11 ラボサイトを利用した研究論文の詳細内容は入手可能ですか?
弊社ラボサイトを利用した研究論文はこちらをご覧ください。 →学術論文
メラノ・モデルに関するQ&A
Q1 メラノ・モデルの用途は?
本モデルは培養することにより培養表皮が黒化してくるモデルです。美白効果試験や色素沈着試験、その他様々な基礎皮膚研究などにお使いいただけます。
Q2 培地の組成は?
DMEMとHAM-F12の混合培地を基礎培地として用い、メラニン産生誘導因子であるStem Cell Factor(SCF)とEndothelin 1を添加しております。詳細な組成に関しては公開しておりませんが、物質名を特定しての添加の有無の問い合わせには出来る限り対応させていただきます。
Q3 フェノールレッドを含まない専用培地の取扱は?
メラノ・モデルでは、フェノールレッド入りの培地のほかに、フェノールレッドを除いた培地もご用意可能でございます。ご相談ください。
Q4 美白剤を添加するタイミングは?
実験目的にもよりますが、培養を開始した直後から2~3日に1回交換する複数回添加でより対照群との差を確認しやすいようです。美白剤が37℃で安定であることが明らかな場合は、添加したままでもかまいません。
Q5 メラニンやMTT測定時に、表皮組織をピンセットでつまんで取り出すと、メンブランフィルターに組織が残っているように見えます。
細胞が残っていると正確な評価が難しいため、メス等で切り取りフィルターごと回収、測定してください。この点に関して、取扱説明書を改訂してメンブランフィルターごと切り取って測定していただくことを推奨しております。
取扱説明書はこちら →メラノ・モデル取扱説明書(PDF形式
)
Q6 被験物質を添加したら組織表面が着色するのですがメラニン量測定に影響はありますか?
美白剤の中には、アルブチンやハイドロキノン等のように濃度依存的にメラノ・モデルが茶色に着色するものもございます。取扱説明書にて提案させていただいておりますメラニン産生量測定法ではその着色が影響し評価が難しいと考えます。その場合、別の測定法(HPLCによるメラニン測定やチロシナーゼ活性測定)でメラニン定量を行う必要があります。
Q7 被験物質を反応させたところメラノサイトが小さく丸くなりましたが、これはどういった状態ですか?
その被験物質の細胞毒性が出ています。細胞に毒性のない濃度を予備検討で確認し、毒性のない濃度で評価を行う必要があります。
Q8 生細胞数測定とメラニン定量は同一サンプルで行えますか?
可能です。MTTアッセイ(生細胞数測定)後の組織サンプルをイソプロパノール、続いてPBSで洗浄し、残留したフォルマザンを除去して下さい。その後、メラニン量測定に用いることができます。この点に関して、取扱説明書を改訂してMTTアッセイ後のサンプルをメラニン定量に使用できることを記載いたしました(取扱説明書16ページ参照)。
取扱説明書はこちら →メラノ・モデル取扱説明書(PDF形式
)







