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2009年10月30日 投資家の皆さまへ

世界の中の日本、日本におけるJ-TEC 代表取締役社長 小澤洋介

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(略称J-TEC)の上期を振り返ってみると、大きな成果として2つの事象をあげることができます。自家培養表皮ジェイスの注文を沢山いただいたことと、自家培養軟骨の製造販売承認申請を行ったことであります。

ジェイスは保険償還上の制約があるため、「ジェイスの注文」=「売上」とはなりませんが、私が想定していた以上に医療機関から注文をいただき、日本の再生医療の幕開けとしては上々の滑り出しであったと思います。この半年間で乳幼児から80歳代まで数十人の重傷熱傷の患者さまにお届けいたしました。医療機関に費用請求できた出荷よりも、人道的観点から当社負担でご提供申し上げたケースの方が多かったものの、再生医療の市場が確実に存在することを確認できました。ジェイスの有償無償にかかわらず、患者さまの予後が順調であることがJ-TEC社員の励みであります。そして今後、ジェイスを利益体質の事業に発展させることが、私たち経営陣の責務であります。

自家培養軟骨は、昨年度末までの製造販売承認申請の提出を目指していましたが、株主の皆さまから半年間の猶予をいただき、8月24日に提出することができました。現在は、医薬品医療機器総合機構との間で、照会・回答が進展しています。J-TECが軟骨の確認申請を提出してから、既に8年が経過しました。海外に目を転じてみますと、ベルギーのTiGenix社が開発を進めてきた軟骨製品が、EMEA(欧州医薬品審査庁)が審査した欧州初の高度医療製品として10月6日に承認を取得しました。J-TECとTiGenix社は交流があるのですが、当社も彼らに続きたいと思います。

上の写真は、日本形成外科学会基礎学術集会(10月1, 2日)において、私が特別講演の機会をいただいた時のものです。医療現場で再生医療による治療が注目され、ジェイスが普及を始めていることを実感しました。私の講演タイトルは「日本における再生医療産業」。日本の再生医療は、先行する海外との差を縮めることができるのか、その中でJ-TECの役割は何か。競合を含めて、多くの再生医療製品が我が国に上市され、患者さまにとっての医療の選択肢が広がることを切に希望します。

2009年10月30日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
代表取締役社長 小澤洋介

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