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2013年4月1日 投資家の皆さまへ

株主ならびに投資家の皆さまに、ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(略称J-TEC)の近況と2013年度の活動方針をお伝えします。

保険償還価格208万円について

代表取締役社長 小澤洋介

株主の皆さま、おめでとうございます。2013年4月1日付で、自家培養軟骨ジャックが保険収載されることになりました。開発を始めて13年の歳月が流れましたが、ようやくスタート台に立つことができました。株主の皆さんと喜びを分かち合いたいと思います。ジャックは、我が国におけるヒト細胞組織利用製品の第2号承認品目で、膝関節における外傷性軟骨欠損症または離断性骨軟骨炎の臨床症状の緩和を使用目的として承認されました。変形性膝関節症は、残念ながら適応対象から除外されることになりましたが、膝関節の障害で悩む多くの患者さまの治療にジャックが使用されることを、私は嬉しく思います。

ジャックの保険償還価格208万円(税込価格)を勝ち取るまでの道のりは、決して平坦ではありませんでした。208万円という価格については、「妥当」であると私は評価しています。我が国の医療保険財政が逼迫している中で、厚生労働省のみならず様々なステークホルダーが建設的な議論を展開すると同時に、J-TECならびに再生医療を応援してくださいました。再生医療を取り巻く環境が好転しつつあるとはいえ、海外で販売されていない製品の値付けプロセスは難しく、緊張の連続でありました。数ヶ月に亘る厚生労働省との保険協議を通じて、確信したことがあります。それは、当社が2009年1月から事業を開始した自家培養表皮ジェイスの実績、がんばりがジャック上市を導いたということです。継続は力なりです。

2013年度の活動方針

2013年度の当社は、着実にジェイス、ジャック、ラボサイトの売上げを積み重ねることに取り組みます。特にジャックは、売上実績のみならず、その臨床実績も注目されます。実施医ならびに実施医療機関と連携をとりながら、品質が高く安全なジャックをお届けします。2013年度の活動を通じてメーカーJ-TECが適切な収益を獲得し、中期的に黒字化の目途が立つことも重要です。多くの苦労が待ち受けていると想像しますが、楽しみな1年になりそうです。

また、2013年度の大きなイベントとして、薬事法の改正と、再生医療推進に係る議員立法および新法の制定が計画されています。これらは一連の規制改革の延長線上にあり、大きな論点としては、再生医療製品の迅速な上市と細胞加工委受託の促進が挙げられます。どちらの議論も当社の経験が参照されることになります。当社は、当社発展のためのみならず、我が国の再生医療産業の発展のために、積極的に制度改革に関与する所存です。そして微力ながら、日本の経済成長に貢献いたします。

2013年 4月 1日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
代表取締役社長 小澤洋介

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