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2013年6月26日 投資家の皆さまへ

6月25日に開催しました定時株主総会と事業説明会におきまして、株主の皆さまと様々な意見交換ができたことを嬉しく思います。ありがとうございました。

ジャック第1症例目の移植

代表取締役社長 小澤洋介

株主総会でも言及しましたが、4月1日から保険適用のもとで上市された自家培養軟骨ジャックの第1症例目の手術が、6月中旬に広島大学病院で行われました。執刀医は、もちろんジャックの生みの親である越智光夫教授です。当社が患者さまの軟骨細胞を預かり、ジャックを作製し出荷するまでの4週間、社内は緊張感で満ちていました。今後展開されるリハビリを経て、当該患者さまが元気に社会復帰されることを祈ります。

ジャックの移植は、施設基準を満たす医療機関において医師基準を満たす医師によってのみ実施されます。医療機関と医師には、当社が提供するいくつかの研修を受講していただく必要があります。ジャック移植手術を提供可能な医療機関は、徐々に増加していきます。数年後には国内約150施設においてジャックを使用した治療を受けることができるよう、環境整備を進めます。


ジェイス第370症例目の培養

日本の再生医療の歴史は、重症熱傷の治療に使用される自家培養表皮ジェイスから始まりました。当社がジェイスの販売を始めて4年半が経過し、約370人の熱傷患者の方から皮膚をお預かりし培養しました。このうち約35%は、患者死亡等の理由により出荷には至りませんでしたが、240名を超える患者さまにジェイスを提供しました。全ての患者さまの救命には至りませんでしたが、多くの患者さまの救命に貢献しました。

第1症例目のジェイス培養の時も、第370症例目の時も、当社の想いは変わりません。患者情報や受傷原因を知り得ない当社は、日々細胞の増殖状態を観察し(当社社員は「細胞の顔を見る」と表現します)、確実に製品を包装・出荷し、そして手術の成功を祈ります。医療の現場でも、ジェイスを使用した治療実績が積み重なってきました。日本の熱傷治療の選択肢の一つとして、ジェイスが着実に根付きつつあります。

黒字化

当社は中期事業計画(5月14日提出)において、2015年度の黒字化計画を示しました。2013年度および2014年度は、自家培養軟骨ジャックの事業立ち上げに関する先行投資が発生しますが、次第にジャックの量産効果が出始める予定です。また、ジャックの増産に向けて、適切に設備投資を行います。

我が国において、自前の製品を上市し、製造販売を通じて黒字化を達成したバイオベンチャーはまだ存在しません。当社は、計画どおり黒字化を達成し、日本の新しいビジネスモデルを確立すると同時に、日本の経済と医療に貢献する企業となることをお約束します。

2013年 6月26日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
代表取締役社長 小澤洋介

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