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2014年6月25日 投資家の皆さまへ

第16期定時株主総会にて 代表取締役社長 小澤洋介6月24日に開催された定時株主総会と事業説明会におきまして、株主の皆さまと多方面に亘る意見交換ができたことを嬉しく思います。遠方からご出席くださった株主さまもいらっしゃいました。ありがとうございました。

規制改革の目的と当社の役割

規制改革会議は、6月13日付で「規制改革に関する第2次答申」を安倍総理に提出しました。答申は89ページからなり、規制緩和策の総数はなんと235項目に及んでいます。岩盤規制と呼ばれている農業、医療・介護、雇用分野では、かなり積極的な変革を求めていることが読み取れます。規制改革会議の任期である2016年3月31日までに、235項目の規制緩和を進展させ、日本の経済成長を民需主導で実現すると明記されました。

私も含め、当社役職員も今回の答申の意見形成に参画しました。様々な会合を通じて、再生医療分野の規制改革を中心とした薬事規制のあり方、国民皆保険制度における保険外診療のあり方、ベンチャー企業の本音等を意見させていただきました。規制改革会議と規制改革推進室の委員の皆さんは、幾度となく関係省庁と議論を重ね、今回の答申へと導きました。

答申には、規制改革が「成長戦略につながること」と「国民の選択肢拡大につながること」というメッセージが根底に流れています。もちろん当社が推進する再生医療の産業化は、この2つの目的を満たすものと考えます。当社のジェイスとジャックは、まさに新しい医療の選択肢です。そして、当社の製品・技術が治療の選択肢として根付くためには、再生医療製品を開発・製造・販売するだけではなく、医療現場からの信頼を獲得し、適切な世論形成をする必要があることを再認識しました。

海外から見たJ-TEC

先日欧州を訪問し、同業者の方々と情報交換をしました。各社、再生医療製品の開発および事業化において苦労しており、当社の事業展開に関心を示しました。主要な論点を紹介します。

[1] 日本の早期承認制度の行方
日本の薬事法が改正され再生医療製品に早期承認制度が導入されることは、欧州でも話題になっているとのことです。欧州企業も日本での事業機会を探索する可能性がありそうです。日本の再生医療業界が活性化することが期待されます。

[2] 自家培養表皮ジェイスの業績
昨年度の自家培養表皮ジェイスの売上高は、8億円を超えました。重症熱傷の治療は複雑かつ長期に亘ることが常であり、かつ救命に寄与することを求められるため、世界でも難しい領域と言われていますが、ジェイスは世界で最も売れている自家培養表皮になったようです。

[3] 自家培養軟骨ジャックの事業展開
ジャックは、広島大学越智教授が発明した3次元培養法で作製する自家培養軟骨です。世界においても3次元培養した軟骨の商用実績はなく、日本におけるジャックの販売実績と臨床実績は、各国から注目されています。

 

上述の他にも、当社の役職員数が200名を超えたことや、筆頭株主の富士フイルム様と密に協働していること等、欧州企業の皆さんには新鮮に映ったようです。折に触れ、世界における当社の位置付けを確認しながら、経営にあたります。

2014年 6月25日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
代表取締役社長 小澤洋介

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