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2014年10月30日 投資家の皆さまへ

ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング(略称J-TEC)を取り巻く外部環境が、大きく変化しつつあります。この変化の中で、J-TECが取り組むべきこと、そしてどのように環境変化を活用するかを報告します。

上期の反省

10月30日、当社は通期業績予想を下方修正しました。特に、自家培養軟骨ジャックと自家培養表皮ジェイスの売上高計画を大きく修正せざるを得ず、計画立案ならびに状況判断の甘さに対して、私は猛省しております。

ジャックは保険適用のもとで2013年4月から販売を始め、当事業年度が2年目であります。製造販売承認の条件であり保険適用の留意事項でもある「実施医と実施施設に対する研修」は順調に進んでおり、現時点で700名を超えるジャック認定医、120を超えるジャック認定施設が国に登録されました。そして当社は、もう一つの承認の条件である全症例を対象とする使用成績調査を遂行しています。ジャックを使用する再生医療は、膝関節治療における新しい選択肢です。市場の立ち上がりに少々時間を要していますが、医療現場の先生方、日本整形外科学会と連携しながら、ジャックの適切な普及に努め売上増につなげます。

自家培養表皮ジェイスは、2012年4月から保険償還の算定限度が40枚に緩和されて以降、無償提供の割合が数%にとどまっていましたが、今期は急激に増加しました。41枚以上のジェイスを必要とする重篤な熱傷患者さまが多く発生したためです。連動する形で、今期はジェイス製造中にお亡くなりになる患者さまの比率も過去最大ペースの45%前後で推移しています。当社が統制できない事象とはいえ、もっとリスクを考慮した計画立案の必要性を痛感しています。

ジャックとジェイスは、下期にしっかり挽回します。

富士フイルムとの更なる連携

10月30日、当社の筆頭株主である富士フイルム株式会社から当社が2014年3月31日に割り当てた新株予約権の全てを年内に行使する旨の開示がありました。割当時の契約では、5年間で行使することになっていました。富士フイルムグループの戦略として、再生医療分野を含むヘルスケア領域の取り組みを加速したいとの意向です。行使に先立ち本日の開示に至りました。

富士フイルムによる新株予約権の行使により、当社は財務基盤の強化を図ると同時に、富士フイルムグループとのシナジーを発揮し、以下領域を強化、加速する所存です。

  • 既存事業における富士フイルムグループとの協働
  • 医薬品医療機器等法(改正薬事法)に沿った新製品開発
  • 再生医療等安全性確保法を活用した新規事業展開
  • 富士フイルムが開発した生体適合性に優れるリコンビナントペプチド(RCP)等を活用した再生医療等製品の開発
  • 海外事業展開

当該新株予約権の行使後には、富士フイルムグループの当社株式持株比率は50.33%になり、当社は富士フイルムホールディングス株式会社の連結子会社となります。富士フイルムグループの経営資源を最大限活用しながら、当社の企業価値を向上し、黒字化に結びつける必要があります。今から数ヶ月をかけて当社と富士フイルムグループの戦略を摺り合わせ、中期経営計画に反映させます。

当社、そして富士フイルムグループの共通の目標は、「再生医療の産業化」であります。

2014年10月30日
株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリング
代表取締役社長 小澤洋介

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