ごあいさつ

代表取締役

株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
代表取締役 社長執行役員

山田一登

この度、株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリングの社長に就任いたしました山田でございます。

私は、当社設立1年後の2000年6月に新卒として入社しました。当時は、細胞を用いた治療を意味する「再生医療」という言葉はまだ存在せず、「組織工学」と呼ばれていました。入社後は研究開発部門に所属し、アカデミアの先生方との共同研究や自家培養表皮『ジェイス』、自家培養軟骨『ジャック』の開発に携わりました。その後、品質管理部門へ異動し、最初の自家培養表皮『ジェイス』の出荷検査を担当しました。

2013年以降は品質保証の責任者として、自家培養表皮『ジェイス』、自家培養軟骨『ジャック』、自家培養角膜上皮『ネピック』を含む5製品全てに加え、再生医療受託事業及び研究開発支援事業にも深く関わり、長年にわたり製品の品質、有効性、安全性の確保に尽力してまいりました。

これまでに培ってきた品質保証に対する深い知見を、今後は経営のあらゆる側面に活かしてまいります。また、品質保証の立場から様々な部門のメンバーと密に連携し、一丸となって業務を進めてきた経験は、私の揺るぎない財産です。

この度、創業メンバーの多くが退任し、新たな経営メンバーによる執行体制に移行いたします。私は、これまでの「カリスマ型経営」から、各部門の力を最大限に引き出す「チーム型経営」を推進してまいります。社員一人ひとりが自発的に考え、提案する組織文化を醸成し、部門間の連携をさらに強化することで、患者さんを始めとする全てのステークホルダーへの価値提供を最優先に、事業成長と企業価値向上に貢献してまいります。

どうぞ皆さまのご愛顧とご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。