トップメッセージ

代表取締役

株式会社ジャパン・ティッシュエンジニアリング
代表取締役 社長執行役員

畠賢一郎

当社はこれまで、再生医療という医薬品・医療機器にならぶ新しい医療を創りだすことを目指して社業を進めてまいりました。近年、この再生医療はさまざまな形で進歩を重ね、従来の医薬品や医療機器とは異なった新しい医療手段を包括する概念となっています。さらに、そのすべてが医療イノベーションとして期待されてきました。

健康で健やかな生活を営むことは、すべての人々が求める大きな目標です。以前にもまして、より多くの方々がその実現に取り組むようになってきました。そして企業の役割も変わりつつあります。産学連携が声高に叫ばれ、わが国でも医療にかかわる先生方や研究者が企業経営に携わるようになってきました。目の前の患者様のみでなく、その先におられる患者様の幸福を願って医療を創造する時代になっています。私たちは、これまで培った経験をもとに、この新しい医療手段の社会実装を着実に進めるとともに、これら医療の変化を先取りしていきたいと思っています。

一方、近年の大規模な気候変動によるさまざまな自然災害や環境問題、食糧やエネルギー確保に関する課題、私たちはより多くの問題に直面しています。昨今、各種バイオテクノロジーがこうした課題解決の一助になることも知られてきました。当社は再生医療というひとつのバイオテクノロジーをきわめることで、新しい医療の実現を目指すとともに、SDGs(持続可能な開発目標)の意味するところを十分に鑑み、社会的責任を全うすべく真摯に取り組んでまいります。

新しい医療領域の実現によるQOL(生活の質)の向上と、持続可能な社会を構築すること。両者を合理的に解決するには、まさにその本質は何かについて深く考え行動することが求められています。加えて、一貫性と柔軟性のバランスを重視した対応が必要です。当社は企業理念として『人類が生存する限り成長し続ける企業となる』ことを掲げております。
私たちの想いの根底にある成長と持続可能な社会の実現に向け、引き続き日々の社業に邁進してまいります。

※参考リンク:設立趣旨・企業理念・行動指針