コラム・トピックス

2024年07月04日【イベント】

AMED成果報告会にて「乾燥同種培養表皮の開発」について報告しました

乾燥同種培養表皮

乾燥同種培養表皮

当社は、わが国で初となる他人の皮膚組織を原材料としたレディメイド(事前に製造・保存しておき、必要な時に遅滞なく使用することができる)製品である乾燥同種培養表皮(開発名:Allo-JaCE03)を開発しています。
このたび、2024年7月2日に開催された、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の「医療機器・ヘルスケアプロジェクト 令和6年度 成果報告会」にて、当社の研究者が「乾燥同種培養表皮の開発」について報告しました。

乾燥同種培養表皮(開発名:Allo-JaCE03)については、2021年11月よりⅡ度熱傷を対象とした治験を実施しており、治験においては最終症例の治療が終了し、全例の経過観察を完了しました。現在、データをまとめて製造販売承認申請に向けた準備を行っています。

当社は、本製品の速やかな製造販売承認の取得に尽力し、既存製品のみならず、新製品の開発・上市を通じて患者さんの生活の質(QOL)向上に貢献できるよう、再生医療の価値最大化と社会実装に取り組んでまいります。

詳しくはこちら:
「医療機器・ヘルスケアプロジェクト 令和6年度 成果報告会」(AMEDホームページ)

https://www.amed.go.jp/news/event/240702_kiki-hokoku.html
国立研究開発法人日本医療研究開発機構では、医療機器・ヘルスケアプロジェクトにおいて、診断・治療の高度化のための医療機器・システム、医療現場のニーズが大きい医療機器、予防または高齢者のQOL向上に資する医療機器・ヘルスケアに関する研究開発およびその環境の整備を行っています。
成果報告会を通して、本プロジェクトにおける実用化に向けた研究開発の成果についてご理解を深めていただくことを目的としています。