コラム・トピックス

2025年04月03日【イベント】

第9回再生医療産学官連携シンポジウムに畠が登壇しました

2025年1月22日(水)に東京ミッドタウン八重洲カンファレンスにおいて、日本再生医療学会(JSRM)、再生医療イノベーションフォーラム(FIRM)、ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)の主催で第9回再生医療産学官連携シンポジウムが開催されました。本シンポジウムは再生医療の産業化に向け、国際競争が激化する情勢の中、企業・アカデミア・行政が一堂に会し、領域を超えた闊達な意見交換を行うことにより、相互の課題意識を共通化して産学官の連携をより緊密かつ強固にすることを目的としています。

今回は、基調講演に国光あやの先生(自由民主党衆議院議員)が登壇され、「新技術の紹介」、「再生医療の実用化に向けた新規テクノロジー」、「再生医療のアウトバンドとインバウンド」の三部構成での開催でした。シンポジウムの内容はLINK-Jホームページに掲載の講演録にてご確認ください。


【第3部】再生医療のアウトバンドとインバウンド 「再生医療のグローバル展開に関する話題提起」畠賢一郎 より一部抜粋

(前略)安全性や有効性の発揮には特別な配慮が必要で、先生方の治療手技、先生方へのインセンティブをどう考えるかも、国内外で考え方はさまざまです。製品特性も多様なため、社会実装に向けた造り込みが重要であり、医薬品開発製造受託機関(CDMO)は重要な存在になります。(中略)さらに、シーズの保有者、特にベンチャー企業等への支援も非常に重要です。製造・品質管理に必要なハードウェアの支援から、知財戦略・開発計画の立案・資金調達・事業運営・薬事対応・人材育成も含めた支援についても考える必要があります。(後略)