ニュースリリース

2024年05月21日ニュースリリース

名古屋大学からのプレス発表のお知らせ

「体細胞復帰変異によるモザイク健常皮膚由来の培養表皮シートを用いた表皮融解性魚鱗癬治療の可能性を示唆」

国立大学法人東海国立大学機構 名古屋大学大学院医学系研究科皮膚科学分野の棚橋 華奈 講師、秋山 真志 教授、武市 拓也 准教授、秋田大学大学院医学系研究科皮膚科学・形成外科学講座の河野 通浩 教授、当社執行役員の井家 益和らの研究グループによる、世界で初めての表皮融解性魚鱗癬患者の体細胞復帰変異によるモザイク健常皮膚由来培養表皮シートの作成に成功した研究成果が、英国の医学雑誌『British Journal of Dermatology』に掲載されました。
本日、名古屋大学からプレス発表がありましたのでお知らせします。

当社は今後も、アカデミアや医療機関と連携し、患者さまの生活の質(QOL)向上に貢献できるよう取り組んでまいります。

詳細は、下記のお知らせをご覧ください。
名古屋大学のプレスリリースはこちら
「体細胞復帰変異によるモザイク健常皮膚由来の培養表皮シートを用いた表皮融解性魚鱗癬治療の可能性を示唆」
(名古屋大学 研究成果発信サイト)

~当社のビジョン 「再生医療をあたりまえの医療に」~

当社は、日本の再生医療のトップランナーとして、2007年に国内初の再生医療等製品となる自家培養表皮の製造販売承認を取得し、2009年より保険適用を受け 販売を開始しました。2013年に自家培養軟骨(整形外科領域)、2020年に自家培養角膜上皮(眼科領域)、2021年に自家培養口腔粘膜上皮(眼科領域)も製品化を実現し、 製造販売を行っています。2023年3月17日には、5つ目の製品となる、白斑治療を目的としたメラノサイト含有自家培養表皮の製造販売承認も取得しました。
当社は、国内のみならず海外の患者さんにとっても「再生医療をあたりまえの医療に」していくことを目指したいと考えています。今後も各医療機関と連携し、患者さんの生活の質(QOL)向上に貢献できるよう再生医療等製品の普及に取り組んでまいります。