ニュースリリース

2024年09月04日ニュースリリース

アクチュアライズ社からのプレス発表のお知らせ

角膜内皮の再生医療 国内第Ⅱ相臨床試験における 第一例目の移植が実施されました

角膜内皮障害への再生医療等の研究開発を手掛けるアクチュアライズ株式会社より、同社が開発を進める再生医療用細胞製品の国内第Ⅱ相臨床試験の進捗について、プレス発表がありましたのでお知らせします。

当社は、眼科領域で国内初の再生医療等製品である自家培養角膜上皮や、自家培養口腔粘膜上皮を開発・上市し、眼科領域における再生医療の道を切り拓いてきました。その過程で獲得した知見とノウハウを生かし、アクチュアライズ社が開発を手掛ける角膜内皮の新たな治療法である再生医療製品候補の早期事業化を支援しています。
この度、アクチュアライズ社が開発を進める再生医療用細胞製品「AE101」(適応症:水疱性角膜症)について、国内第Ⅱ相臨床試験の第一例目の被験者への移植を実施したこと、並びにその経過観察により第二例目以降の治験の継続に必要な安全性評価が得られたことが報告されました。当社は、本試験に用いられるAE101の製造を受託しており、引き続き、製品化・実用化に向けて支援してまいります。

詳細は、下記アクチュアライズ社のお知らせをご覧ください。

社のビジョン 「再生医療をあたりまえの医療に」

当社は、日本の再生医療のトップランナーとして、2007年に国内初の再生医療等製品となる自家培養表皮の製造販売承認を取得し、2009年に保険適用を受け、販売を開始しました。2013年には自家培養軟骨(整形外科領域)、2020年に自家培養角膜上皮(眼科領域)、2021年に自家培養口腔粘膜上皮(眼科領域)の製品化を実現し、 製造販売を行っています。2023年3月には、5つ目の製品となる、白斑治療を目的としたメラノサイト含有自家培養表皮の製造販売承認も取得しました。
当社は、「再生医療をあたりまえの医療に」していくことを目指しています。今後も、再生医療受託事業において、各企業や医療機関と連携し、患者さんの生活の質(QOL)向上に貢献できるよう再生医療等製品の開発・普及を支援してまいります。

ご参考