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2018年11月24日企業情報

当社研究員が、2018 年日本動物実験代替法学会・学会賞(Replacement分野)を受賞しました。

日本動物実験代替法学会にて

当社研究員(研究開発部 主席研究員 加藤 雅一)が、2018年日本動物実験代替法学会・学会賞※(Replacement分野)を受賞しました。 加藤はこれまで、ヒト3次元培養表皮モデルおよびヒト3次元培養角膜モデルと、それらを用いた皮膚刺激性、皮膚腐食性および眼刺激性試験のプロトコルを開発しました。また、モデルの普及に努め、皮膚刺激性と眼刺激性試験の経済開発協力機構(OECD)試験法ガイドライン(TG)の公定化に貢献しました。現在、皮膚腐食性試験のためのもう一つの TG の公定化に向けて取り組んでいます。
当社は今後も、動物実験代替法の発展のために尽力してまいります。

※日本動物実験代替法学会は、動物実験の適切な施行の国際原則である3Rs:Replacement (動物を用いない代替法への置換)、Reduction (動物数の削減)、Refinement(動物に対する苦痛軽減)の推進と普及を目的とし、研究、開発、教育、調査等を行う学術団体として活動しています。学会賞は、この3Rsの各部門において優れた功績を残した研究を学会として称えるものです。
(出典) 日本動物実験代替法学会NewsLetter No.61 (11, 2018)より抜粋