LabCyte CORNEA-MODEL
LabCyte CORNEA-MODELは、ヒト正常角膜上皮細胞を重層培養したヒト3次元培養角膜上皮モデルです。
現在、物質の眼刺激性(=安全性)を評価する方法として、一般的にウサギを用いたDraize(ドレイズ)試験が行われています。同試験での安全性評価が必要となる製品を扱う企業等においては、同試験を代替する試験法への強いニーズがあります。すなわちウサギを用いず、より実際の生体反応に近い状態を再現・検証できるヒト角膜上皮細胞を用いた試験法です。当社はこうしたニーズに応えるため、本製品の開発を進めてきました。
これまで培ってきた培養技術を活用して角膜上皮細胞を分化・重層化することで、実際のヒト角膜上皮に類似した構造を持つモデルを作製することに成功しました。
CORNEA-MODELは、ムチンなどのタンパク質の発現や細胞間接着構造などを確認していますので、化合物の眼刺激性試験に加えて、角膜上皮の分子生物学的解析にご利用いただけます。
OECD TG492 眼刺激性試験プロトコル
日程:Day -1
液体サンプル / 固体サンプル
「眼刺激性試験セット」
製品の確認
液体サンプル / 固体サンプル
前培養の準備〜
前培養開始
日程:Day 0
液体サンプル
被験物質の適用前の準備
液体サンプル
被験物質の適用
液体サンプル
洗浄~後培養開始
固体サンプル
被験物質の適用前の準備
固体サンプル
被験物質の適用
日程:Day 1
液体サンプル
後培養~WST-8の反応
固体サンプル
暴露後~洗浄~WST-8の反応
液体サンプル / 固体サンプル
吸光度の測定