2024年12月13日【イベント】
日本動物実験代替法学会に参加しました
当社は、2024年11月29日(金)~12月1日(日)に栃木県宇都宮市(会場:ライトキューブ宇都宮)にて開催された日本動物実験代替法学会 第37回大会 に参加し、当社製品である研究用ヒト培養組織「LabCyte(ラボサイトシリーズ)」に関するセミナーと展示を行いました。
皮膚感作性試験法「EpiSensA」に関するランチョンセミナーを共催
ランチョンセミナーでは、花王株式会社から「EpiSensA」開発者である水町秀之先生をお招きし、「in vitro 皮膚感作性試験法EpiSensA(OECD TG 442D)のSOP解説」の演題名で、当社製品LabCyte EPI-MODEL24を用いた新たな試験法である皮膚感作性試験「EpiSensA」の試験法概要、SOP詳細を解説いただきました。
約240名の方々が熱心にご参加くださり、新たにOECD TG442Dに収載されたヒト3次元培養表皮モデルを用いた皮膚感作性試験法(世界初)について理解を深めていただく良い機会となりました。
国内の研究者へ訴求
ランチョンセミナーに加え、連日、多くの学会参加者が当社ブースを訪れ、LabCyte製品に関する説明に耳を傾けてくださいました。 期間中、多くの方々にLabCyte、J-TECに興味を持っていただく機会となりました。
当社は今後も、LabCyte(ラボサイトシリーズ)の提供を通じて動物実験代替を支援し、日用品、医薬品、化粧品、化学品メーカーなど、広く化学物質を扱う国内・海外の企業の開発をサポートするとともに、再生医療のさらなる発展と患者さんの生活の質(QOL)向上に寄与することを目指します。
研究用ヒト培養組織とは
研究用ヒト培養組織とは、ヒトの細胞を用いて体外で培養し、再構築させた組織モデルです。ヒト組織に極めて近い構造を再現できるため、動物や単純な培養細胞の代替となる種々の実験への適用が可能です。
→「LabCyte(ラボサイトシリーズ)」に関する情報はこちら
https://www.jpte.co.jp/business/LabCyte/