変形性膝関節症の治験に関する情報

患者さまの募集は既に終了しております。

治験とは

治験とは、新しい薬や再生医療が世に出るために、患者さんにご協力いただき有効性(効果)と安全性(副作用)を確かめる試験のことです。その確認方法としては、一般的に、その病気に対する標準的なお薬との比較や、プラセボ(有効成分を含まないもの)との比較が中心になります。
治験は、新しい医療が広く患者さんに使われるために必要であり、大事なステップです。治験への参加は自由意思で決めることができ、また、いつでも参加を取りやめることができます。(患者さまの募集は終了しました。)

変形性膝関節症について

変形性膝関節症は高齢者に多くみられる疾患で、軟骨組織の摩耗、骨棘(こつきょく)形成、膝関節の変形、膝関節可動域低下などの退行性変化と運動時疼痛などが起こる疾患です。
重度の症例では強い痛みのため歩行困難になることも多く、QOL(Quality of Life)及び日常生活動作の低下が顕著になります。
変形性膝関節症は、明確な原因が分からない「一次性」と、ケガや病気など原因が明確な「二次性」がありますが、今回の治験では「二次性」で限局性の軟骨欠損がある患者さんを対象としています。

ひざ軟骨の再生医療については、「再生医療ナビ」もご覧ください。