変形性膝関節症への適応拡大に関する情報

自家培養軟骨ジャックは2025年5月に厚生労働省より製造販売承認事項の一部変更が認められ、変形性膝関節症(ただし、運動療法等の保存療法により臨床症状が改善せず、かつ軟骨欠損面積が2cm2以上の軟骨欠損部位に適用する場合に限る。)を治療の対象とすることが認められました。

変形性膝関節症について

変形性膝関節症は高齢者に多くみられる疾患で、軟骨組織の摩耗、骨棘(こつきょく)形成、膝関節の変形、膝関節可動域低下などの退行性変化と運動時疼痛などが起こる疾患です。
重度の症例では強い痛みのため歩行困難になることも多く、QOL(Quality of Life)及び日常生活動作の低下が顕著になります。

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