ニュースリリース

2023年05月25日ニュースリリース

京都大学からのプレス発表のお知らせ

京都大学医学部附属病院における海外からの先天性巨大色素性母斑患者への母斑分層切除(キュレッテージ)及び自家培養表皮移植手術の実施報告

本日、京都大学より、京都大学医学部附属病院にて、インドネシアから受け入れた先天性巨大色素性母斑の患者さんに対し、既存の治療法に加えて自家培養表皮を用いた手術を実施したことについて、プレス発表がありましたのでお知らせします。

自家培養表皮(販売名:ジェイス)は、2007年10月に重症熱傷を対象に承認された国内初の再生医療等製品です。2016年9月に先天性巨大色素性母斑へ適応拡大され、2018年12月には表皮水疱症へも適応拡大されています。
日本で保険適用されている再生医療等製品として普及するとともに、海外からの患者さんの治療にも役立てられています

詳細は、下記京都大学のお知らせをご覧ください。

~当社のビジョン 「再生医療をあたりまえの医療に」~

当社は、日本の再生医療のトップランナーとして、2007年に国内初の再生医療等製品となる自家培養表皮の製造販売承認を取得し、2009年より保険適用を受け 販売を開始しました。2013年に自家培養軟骨(整形外科領域)、2020年に自家培養角膜上皮(眼科領域)、2021年に自家培養口腔粘膜上皮(眼科領域)も製品化を実現し、 製造販売を行っています。2023年3月17日には、5つ目の製品となる、白斑治療を目的としたメラノサイト含有自家培養表皮の製造販売承認も取得しました。
当社は、国内のみならず海外の患者さんにとっても「再生医療をあたりまえの医療に」していくことを目指したいと考えています。今後も各医療機関と連携し、患者さんの生活の質(QOL)向上に貢献できるよう再生医療等製品の普及に取り組んでまいります。

ご参考